父が助けた命だから・・・

今週のお題「おとうさん」

小学生の頃、母の実家の種子島に帰省しました

親戚、いとこも集まり、海水浴に行くことになりました

母の実家から10分ほど歩くと砂浜がありました

引率の父、叔父と、いとこ数人、姉、自分の6、7人で砂浜に行きました

海水浴場として整備されている訳ではないので自分達しか泳いでいません

いとこ逹の中で男子一人、小学一年生の自分は一人だけ低学年で、2コ上の姉やいとこ逹と離れ、波と遊んでいました

あっ、足が着かない!
波と遊んでいるうちに、深い所に来てしまったようです

少しもがいて足の着く所をさがしましたが、足先は砂には届かず水を蹴るのみ

当時は泳げなかったので砂浜と思われる方向に戻れるようにバタバタしていたのですが目も開けられなかったので正しい方向に向いていたのかも分かりません

もがいているだけの状態がどれくらい続いたのかも分からなくなり、このまま陸に上がれないのでは・・と恐くなってきました

どこ行っとよ!
と、その時、父の呼ぶ声が聞こえ、手を引っ張られました

助かったあ、溺れる寸前に救われた思い出です

当時は、我儘で面倒くさいと思っていた父に初めて感謝できました

帰省の理由が祖母の葬式だったので、後で他の親戚から、バチ当たりな日に連れて行くからだ、と引率の父、叔父は怒られてしまいました(今だから笑えますが・・・)

そんな父ももうすぐ84才、これからも元気でいて欲しいです

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